美肌への道② 保湿の5タイプ
とってもよく聞かれる質問に「保湿はどうしたら良いでしょうか?」というのがあります。
診察中はゆっくりお話しできないので、ここに書いていこうと思います。
保湿について
保湿は「スキンケアの3原則」の1つです。保湿は大切ですが、年代によりポイントが変わります。
①赤ちゃん〜小学校中学年👶
まだまだ肌の免疫が未熟です。トビヒや水いぼなもなりやすいです。しっかり外界のアレルゲン、ウイルスから守ってあげましょう。肌を守ることで、アレルギーも予防できます。
②思春期 小学校高学年〜25歳頃👩🎓
皮脂が発達し、肌免疫が出来てきます。しかし、まだ不安定。ニキビになりやすいです。ニキビを気にするあまり、洗顔や皮脂をとることに一生懸命になってしまうお子様がいます。
この時期は「オイリーだけど、乾燥さている」のが特徴です。毛穴をつまらせない「ノンコメドジェニック」「ハイポコメドジェニック」のもので保湿しましょう。
③成人 👩
保湿のしすぎは禁物です。ご自分の肌の皮脂や天然保湿因子が出づらくなってしまいます。
状況にあわせて、やりすぎない保湿を心がけましょう。
↑これは、またゆっくりお話します!
④ご高齢の方 🧓
肌のバリア機能が落ち、かゆみに敏感になります。
皮脂も出づらいのでしっかり保湿しましょう。皮膚の状態がよくても痒みを感じることがあります。飲み薬も必要かもしれません。皮膚科医に相談しましょう。
⑤アトピー性皮膚炎など、
病気のある方🏥
ご自分の保湿因子が出づらくなっていることがわかっています。
しっかり保湿しましょう。特にお風呂上がりに、タオルドライしたらその場で塗ることが大切です。
ステロイドの塗り薬を皮膚科医と相談しながら、適切に使いましょう。
あなたは、どこに当てはまりましたか?😄
また、それぞれについて、また保湿剤の成分などについても今後投稿したいきますね💕