美肌への道 レーザーの基本① 波長について
[2023.01.22]
デバイス治療の中で大事な「レーザー」
しみのレーザー治療を理解するのに大切なのは、
①波長
②パルス幅
③照射径
今回はその中の①波長です🤗
シミ取りレーザーの理論は、肌の中の色が光の中の波長に影響されることを利用したものです。
波長により、吸収される物質(色)が違うので、この表が大切です。
メラニン(黒)は基本的に、表の左、短い波長の方が吸収されやすい性質があります。しかし、ヘモグロビン(赤)にも吸収されやすいことがわかります。
一方、真ん中のあたりの波長(694や755)は、メラニンのへ吸収は532の波長よりも減りますが、ヘモグロビンへ吸収されにくい特徴があります。
人の肌は、シミといっても周囲に血管など様々な因子があります。
シミをとる際には、メラニンのみに吸収され、周囲のヘモグロビンには影響させない方が、ダウンタイムが少ないだろうということが予想されます😊
また、波長により入る深さが変わります。表の右側の長い波長の方が深く皮膚の中に入ります。
ということは、深い病変には長めの波長、浅い病変には左の短い波長が向いているということになります🍀
プロの先生方は、病変の深さと色を評価し、レーザーの波長を決めているということですね🤗💞
また、ハリ感を出したいときは、皮膚の奥まで入り、かつ「水」に作用できる波長(1064)がよさそうですよね。
このように、波長を知るとレーザー治療がわかりやすいです。
さて、今まで、数字で532とか694と記載しましたが、あまり聞かないですよね🤔むしろルビーレーザーとか、ヤグレーザーとか有名です。どういうこと?
またこの辺も書いていきます🥰