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薄毛の治療

[2024.09.07]

久しぶりのブログです^^

先日とても興味深い講義を聞きました。

頭皮に関して、界面活性剤がどのくらい悪影響があるか?ということについて横浜市立大学の先生方が取り組まれている実験についてのご講義でした。

シャンプーは、そのほとんどが「界面活性剤」で構成されています。

その皮ふへの有害さは、以前から指摘されており、弱毒性、いわゆる「アミノ酸系」の界面活性剤は、比較的、刺激が少ないため、肌にやさしいシャンプーとして市販されています。

しかし、実験の結果、従来のもとと比べても「細胞毒性」にあまり差がないことが分かりました。

シャーレに細胞を入れ、従来の界面活性剤と、アミノ酸系もものを加えると、どちらも細胞が死んでいました。またマウスの背にこれらの界面活性剤を塗布すると、皮膚炎が起こります。

美容師さんが、手荒れの症状でご相談にいらっしゃることが多いですが、そのように皮膚炎を起こす物質を毎日頭皮に使用していれば、何らかの影響がでることは必至です。

男性型の脱毛は、男性ホルモンの影響が分かっていますが、女性の薄毛はまだわかっていないことも多く、このようなシャンプーの刺激も影響があると考えられます。

また、植物のエキスに頭皮や皮膚の再生を促す作用があることも、同時にわかりました。

臨床試験では、このエキスを朝晩、乾いた頭皮に塗布することで、頭髪の改善が認められました。

マウスの実験で、老いたマウスの毛を若いマウスに植毛すると、毛は元気に太く生え、若いマウスの毛を置いたマウスに植毛すると、弱く成長しないという実験があります。

頭皮の環境は、頭髪に大きく影響することが分かります。

当院でも、薄毛のご相談が多くあります。

なかなか、納得のいく治療が少ない中、このような方の一助になると考え、この植物エキスの育毛剤とシャンプー類の取り扱いを始めました。

ご希望の方は、お気軽にご相談ください。

 

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